今月は、乳がんの患者会が検診啓発に力を入れる「乳がん月間」です。
乳がん月間とは、乳がんの早期発見、早期治療を啓発するための月間で、もともと欧米で10月を乳がん月間として、さまざまな催しが行われてきたものを、日本では乳がん患者会「あけぼの会」がこれにならい、10月を乳がん月間とすることをスタートし、ピンクリボン関連イベントが各地で行われます。
治療経験者たちは、同じ女性に向けて「誰にでも起こり得る病気。定期的に検診を」と呼び掛けています。乳がんは女性特有のがんですが、近年乳がん患者が増えており、罹患率は20人に1人と高い割合に上っています。乳がんは、女性のがんによる死亡原因の上位で、特に働き盛りの30代から50代の女性に目立ってきています。
国立がんセンターがん対策情報センターの発表によると、乳がんにかかる女性は年間で4万人以上に上り、20年前の2倍以上に増えているそうです。要因としては、生活スタイルの欧米化や晩婚化、飲酒習慣などが考えられています。「乳がんは早期発見なら生存率が上がり、乳房を温存できる確率も上がる」といわれており、定期検診が重要となっています。
女性は40歳を過ぎたら、画像検査を含む検診を定期的に受けるようにといわれています。しかし、20代、30代で乳がんが発見される人もいますので検診開始年齢は、自己検診と併せて自分で決めてもかまいません。自治体(市区町村)の検診
、職場の健康診断やドック検診、医療施設での自主検診などを利用してなるべく若いうちから乳がんの定期健診を受けるようにしましょう。