女性特有のがんである子宮頸がんの予防ワクチンに関する報道があったのでご紹介しておきます。
『子宮頸がん:予防ワクチン接種の公費助成、仁科亜季子さん訴え』
(毎日.JP|2010年3月3日配信より引用)
子宮頸(けい)がんの予防ワクチン接種への公費助成を求める実行委員会が2日、発足した。発起人共同代表で女優の仁科亜季子さんは自身が患者だった経験を踏まえ、「ワクチンは全女性への贈り物。公費助成を実現し、悲しい思いをする女性が一人でも少なくなってほしい」と訴えた。
-----(以下省略)-----
子宮頸がんは世界で年間約50万人が発症、約27万人が死亡している女性特有のがんです。乳がんに次いで2番目に多いがんとなっています。日本国内でも年間1万人以上が発症しており、30代後半から40代に多いが、最近は感染原因である性交渉の低年齢化などが影響し、20~30代の若い患者も増えてきています。子宮頸がんは、子宮の入口にできるがんでヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が原因ですが、HPVはありふれたウイルスで100種類以上が確認されています。約8割の女性が感染経験を持つとされるが、多くの場合は免疫力で排除されています。
子宮頸がんはワクチンによる予防手段があるため「予防できる唯一のがん」とも言われ、有効性は10~20年継続するといわれています。
この予防ワクチンは昨年12月に日本でも発売が開始されましたが、ワクチンは3回の接種が必要で、全額自己負担だと3~4万円必要となりますが、補助が出る自治体も増えてきていますので、若い世代の積極的な接種喚起が求められています。