閑話休題~障害等級、男女差見直しへ

先日、顔などに大きな傷跡が残った労働災害の補償で男女差があるのは憲法違反だとする判決が下されました。この件に関する報道をひとつご紹介しましょう。

『障害等級、男女差見直し…厚労省方針』
(yomiDr.<読売新聞>|2010年6月10日より引用)
顔の傷訴訟違憲受け入れ

 顔などに大きな傷跡が残った労働災害の補償で、男性は女性よりも低い障害等級とする国の基準は法の下の平等を定めた憲法に違反するとして、京都府の男性(35)が等級認定の取り消しを国に求めた訴訟で、厚生労働省は10日、国の基準を違憲として認定の取り消しを命じた京都地裁判決を受け入れ、控訴はしないと発表した。

 同省は今年度中に障害等級表を見直す方向で検討するとしている。
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厚生労働省は控訴しないということなので、今後障害等級は男女差が無い方向に進んでいくものと思いますが、このことは保険の保障や掛金などの仕組みにも影響が考えられます。これまでは男性一般向けの保険は女性向けの保険に比べて顔の傷跡については手厚く保障されてきませんでした。

しかし、これからは男女差のない方向に保険も進んでいくと考えられます。

例えば、女性向けのがん保険には抗癌剤治療などによって髪が抜け落ちた際のカツラ費用などを保障する保険などもあります。こうした女性に配慮した保険にも今後さまざまな変化が起きてくるかもしれません。